ひっさびさの更新になりました!生きてます。nonkaです。
ついに12月、ということで、ケーキ屋は繁忙期に突入。
これから、まあバレンタインが終わる2月ごろまでは、勤務時間が延びる&休日減るのダブルパンチなわけなんです。なんとか頑張って参りましょう…!
むしろ、あんまり遊びに行けなくなっちゃうので、ブログ更新じたいは増えるかもしれません。
さてさて、お菓子作りです。
今回はドイツ菓子に挑戦してみました。
フロッケンザーネトルテ
このケーキ、知ってる人はいますでしょうか…?
マイナー中のマイナー。なかなかケーキ屋さんでも見かけないですよね。
でも、これ凄く美味しいんです!
簡単に説明すると、薄~く焼いたシュー生地でつくる、ミルフィーユのようなケーキでして、間にサワーチェリーと、バニラクリームを層にして挟みます。
専門学校時代に出会ったんですが、私はドイツ菓子の中では一番好き。
シュー生地は軽めに焼くと、シュークリームの皮の内側の部分…伝わるでしょうか。あのふにゃっとした独特の食感に仕上がるんです!ミルクレープに似てるようで、ちょっと違う、特別な美味しさ( *´艸`)
なかなか売ってないので、食べたくなったら自分で作っちゃいます。
レシピ参考はこちらから ↓↓

ドイツ菓子・ウィーン菓子: 基本の技法と伝統のスタイル (パティシエ選書)
- 作者: 長森昭雄,大庭浩男,辻製菓専門学校
- 出版社/メーカー: 学研教育出版
- 発売日: 2014/12/09
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
この本、専門学校で教科書がわりだったんですけど、解説もわかりやすくてオススメです。
ウィーンの名店、ハイナーのスペシャリテ(現地風にいうと、ハオストルテ!)のレシピも載ってたりします…♡
さあ作って参ります。
土台のパートシュクレは、焼き上げてからセルクルに合わせて、丸くくり抜いて、たっぷりラズベリージャムを塗ります。
ラズベリーの酸味が、アクセント(✿´ ꒳ ` )
シュー生地は、薄ーく円形にのばして、好みの固さに焼き上げて、
セルクルのサイズに合わせて、カット!
あとは、ラズベリーを塗った土台の上へ、シュー生地とクリーム、交互に重ねて作っていきます!
一番下の層には、チェリーコンポートもサンド。
写真のは、去年作ったシンプルなバージョン。
ちなみに、このフロッケンザーネトルテ。周りを囲んだ、ふんわり真っ白なクリームが、雪のようにみえることから、Flocken(ドイツ語で雪❄️)の名前がついたそうです。Flockensahnetorteは、雪のようなクリームのケーキ、という意味なんですね(*´ω`*)
こっちのは、今回作ったもの!
周りの仕上げは変えちゃったので、名前の由来には逆らってますが、これはこれでアレンジバージョンということで。ご容赦くださいな。
久しぶりに、大きいケーキ作れてよかった。
今年も始まる繁忙期。
気合をいれて頑張んないとなぁ(ง `ω´)۶
ブログ更新が途絶えたら、忙しさに負けたんだな、と思っておいてください。そのうちひょっこり戻ってくるはず。