休日キャラメリゼ

カフェ店員「nonka」のお菓子ブログ。スイーツ食べたり作ったり。

認知症の方の来店

認知症の方の接客って、どうしたらいいんだろう…。初めての経験で、困ってしまいました。

 

この前、勤務先のカフェに、かなり高齢のおばあちゃんが、1人で来たんですが、どうも、重度の認知症みたいだったんです。

席についてメニューを見てたはずが、気づいたらカバンの中をみて、何かを探してる。30分くらい。

「ご注文お決まりですか?」

と、うながすと、ようやくメニューみて、

今日は〇〇を買いにきたの。これもいいわ、美味しそうね、お腹が空いてるの…と、おしゃべりはしてくれる。

ただし、注文は決まらない…!

 

これにしましょうか?とか、メニューを一緒にみて、ゆっくり決めようとしても…

私の後ろを、他の従業員が通ると、そちらに目線が奪われ。

しばやくして、ようやく意識がコチラに戻ってきても、

私をみて、ニッコリ笑って、

「今日は〇〇を買いに来たの。」

あれ、リセットされてる!?

ここでようやく、この方の認知症が、わたしの想像をこえる重度なものだと気づく。

 

そこから、さっきと同じような会話、メニューの感想が始まり…。なにか興味があるものが来ると、目線が奪われ、会話がリセットされ。

さらに、30 分。

メニューが決まらず1時間。

 

なんかもう、どうしようも無くなって、ウチの店が入ってる、百貨店の社員に連絡したところ、すぐに迎えに、警備の人が来てくれました。

どうも、このおばあちゃん、クレームや通報の常連の方らしくて…警察のお世話になることも少なくないそうでした。

 

警備さんとカフェの同僚が、一緒におばあちゃん説得し、ようやく帰ってもらって、安心したところ…

なんと10分後、ふたたび来店。

そこからまた1時間、席でぼーっとしてたり、カバンの中を探してたり、年賀状を眺めてたり…

結局、警備さんにまた来てもらい、こんどは百貨店の外でタクシーに乗るまで、見届けてもらいました…。

 

ここまで重度の認知症の方が、1人で来店するなんて、あまりないでしょうが、認知症の方の接客なんて、想定外すぎて、戸惑うばかりでした…。結局おばあちゃんを、追い返すようになってしまい、罪悪感。

 

去り際、おばあちゃんは、「お店の人がみんな親切だった、風邪ひかないでね、頑張ってね、」繰り返しなんども。

そして、1度だけ、残念そうに、

「ケーキが出てこなかったの」って。

 

やめてー!

罪悪感がすごいから!(´•̥ω•̥`)

思い出しては、もっと良い方法があったのでは、と、考えるばかりです😨

また来るね、とおっしゃってたので、もし本当に来たら、今度はどうすれば良いんだろう…。